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5月19日

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3年ぶりくらいに風邪をひきました。

ジョギングが習慣になってから、それまで

年2回はひいていた風邪にかからなくなったので、

正直なところ、慢心・油断してました。

 

喉の炎症が中心の首から上の風邪なのですが、

初期対応を誤り、「のどを湿らせていれば良い」

程度の甘い認識で、日に3杯は飲むコーヒーを

少しずつ飲んでましたが、喉の症状は悪化。

(後にコーヒーは喉の炎症に悪いことを知りました。)

体調不良を感じてから12時間くらい無駄にした後で

「イソジン(ポピドン)」でうがいすることを思い出し、

その後2時間おきにうがいをしたものの、

時すでに遅く、うがいで症状悪化を抑えられる段階は

とうに過ぎていました。

 

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◆1日目◆

体調を崩した日は日曜だったので病院は休み。熱を計ると38度あり、自然治癒を望むのは無理そうです。

かなり久し振りに(切り傷以外で)救急箱を開けて中をのぞいてみると、風邪用の古い総合感冒薬(もちろん期限切れ)しかありませんでした。

(かつての家庭用の風邪薬というのは、風邪の様々な症状にまんべんなく効く(副作用は少ないが、強力な効果は期待できない)ものでしたが、

最近の風邪薬は、もう少しそれぞれの症状に特化した成分にすることで、(副作用を回避しつつ)効きを強めるものが多いことを今回知りました。)

やむなく、ぼんやりした頭で最寄りのドラッグストアへ行きましたが、最近の薬の情報を知らないため何を買えばいいのかわからず、

「喉の風邪には〜」のテレビCMをどこか覚えていた私は「ベンザエースLプラス」を買うつもりでいましたが、ドラッグストアの薬剤師さんに

「ルルアタックEX」の成分が(喉の風邪に対する)市販品では最強なのでおすすめ、と聞き、これを購入することにしました。

単価は一粒90円くらいになり、食後3回×2錠なので1日分500円くらいになり安い薬ではないですが、早期回復には変えられません。

 

さて、この薬は飲んでから20分後辺りから効き始め、2時間くらいまでは、まるで治ったかのようになるほどよく効きました。(喉の痛み解消と解熱作用)

「おお、すごい。これで薬の効果がある間に裏で修復が進み回復するのかな」と期待しながら一日床についていましたが、

薬の効力が切れる頃になると症状が元に戻ってしまうことが判明、1日経っても、それの繰り返しです。

鎮痛と解熱の作用は素晴らしいだけに、根本的な治療にはなっていないことに少し失望しました。思った以上に身体の抵抗力はおちているようです。

(※風邪薬と一緒に顆粒の滋養強壮剤も(勧められたので)一緒に飲んでいましたが、効いたか効かないかはよくわからず。)

 

◆2日目◆

さて翌日、朝起きてみると喉の具合は相変わらず最悪です。(昨日は薬を飲んでマスクをして一日中静かに寝ていたのにもかかわらず)

しかし今回の風邪は、喉の炎症こそひどいものの、消化器系など身体の他の部位90%くらいは健康そのものに思えます。

普通、これだけ他の部分が健康なら、病の部分はすぐに正常な勢力に圧倒されるだろうと思うのですが、今回は何故か喉だけは改善しないままです。

やけにしつこい。このままダラダラと病状の改善なく時間を無駄にするのに耐えられず、荒療治をしてみるとにしました。

 

いつも通り早朝5kmのジョギングに出て、(花粉の時期同様にマスク着用で走ります=喉の乾燥防止のため帰ってから熱い風呂にドボン。

健康な時は、このジョギング後の風呂上りが身体が最も快適に感じます。ジョギングで身体中の血流が良くなり、筋肉はほぐれ、排泄も良くなります。

つまり、身体中の様々な老廃物を外にだし、新たな細胞組織に入れ替える快さ、です。運動後の風呂は、これにさらに湯の浮力と熱が加わって

さらに血流が良くなり新陳代謝が活発になる感じがします。疲れた筋肉や血管が重力からわずかに解放され、皮膚の脂分など

老廃物が除かれてサッパリ感倍増。 寝相が悪くて身体のどこかがかったるいなどの寝起きの症状は、きれいさっぱりなくなります。

 

今回も喉の炎症は悪いですが、他の部分は元気なのだから(熱は薬で下がりました)走ったほうがいいのでは?と考えジョギングしました。

結果、走って良かったです。喉の調子が悪いので、呼吸法にはちょっと工夫が必要でしたが、帰ってからいつもの快適感の90%は味わえました。

しかし、肝心の喉の状態に変化なし。身体がなまるのを防げ、週3のライフワークを止めなくて済んだのは良かったですが、

期待した全快とはなりませんでした。う〜ん、なぜでしょう・・

 

市販薬で改善が望めないのであれば、とこの日の午後、近所の町医者に行きました。口を覗いて曰く 「あー喉が真っ赤だね」と。

市販薬であまり改善がない、とも訴えたのですが、処方された薬を見ると(最近は薬の名前、成分、効能などの表がもらえるのですね。)

なんと昨日買った市販薬とほぼ同じ内容。ゲー。「特効薬はない、ということか・・・」

(※しかし、この時もらった薬のおかげで、その後1週間続く闘病期間中に薬の追加購入をせずに済みました。結果オーライではあります。)

 

◆3〜5日目◆

飲み薬で劇的な改善が望めないとはいえ、喉がひどく炎症を起こしていては喋りにくいし、唾をのみこむだけでも痛いので、

2時間おきくらいに(夜も!)うがいに起きてポピドン(イソジンのゼネリック薬品)でうがいしなければ不快でなりません。

なにかもう少し良い喉の消毒方法はないものか、とネット検索すると、緑茶のカテキンが良いとか。

私はもう10年近くコーヒー党で、緑茶はお寿司の時とか以外はほとんど飲みませんでした。

しかし物は試し。伊藤園のティーパックのお茶ですが、熱いお茶を飲んでみてビックリ。ポピドンより喉がスッキリするではありませんか。

毒々しいポピドンヨード液はさすがに飲む気がしないため、うがいした後は吐き出します。すると、喉の奥までは消毒できないのですが

熱い緑茶は美味しく飲むことができ、そのため喉の奥までスッキリします。カテキンと熱の組み合わせ恐るべし。

コーヒー飲んで喉を荒らしている場合じゃないと思い、この後1週間の飲み物はすべて緑茶にしました

 

このように、いろいろ試してみた結果、喉の炎症によく効く食べ物(飲み物)はまず「大根おろしの汁」、次に緑茶です。

 

3日目、熱も下がり、喉に良い食べ物とそうでない食べ物もわかり、ある程度対処法ができてきて、喉の調子もだいぶ改善してきました。

しかし、今日・明日は教室の仕事があり、喉の状態が悪くなったらいつでも熱い緑茶を飲める環境にはありません。

なんとか仕事をキャンセルせずに済みそうな身体の状態とはいえ、仕事をしているうちに喉の症状がぶり返す可能性はかなり高そうです。

そうはいっても少ない仕事をおいそれとキャンセルする訳にはいきません。

二日続けて仕事に行きましたが、朝晩の気温の変化や室内の気温の変動に身体がついていかず、やはり症状はやや悪化しました。

喉の調子は今までで最悪で、声が出ません。そのため次の日は完全休養で、薬を飲んで一日床に。

 

◆6日目◆

この日は猫の用事がある日。前日しっかり休み、喉の風邪に対する対処法も確立してきたこともあり、なんとか行けそうです。

昨日同様に声が出せませんが、声を出す必要はないので、マスク常備で家を出ます。

しかし、外出中、少し調子が悪くなったからといって、いつでも毛布にくるまったり、ポピドンでのうがいや熱い緑茶が飲めるわけでもありません。

万が一、思わぬ体調悪化に傾いた時に万全にフォローできないことが心配でしたでしたが、晴天と温かい気候にも助けられ、

自分が思っていた以上に動け安心しました。 とはいえ、やはり調子は少し悪化。中途半端な体調であちらこちらと動くのですから、やむをえません。

 

◆7日目◆

この日も1日休養。昨日少し無理した分を取り戻さなければ。

夕方には喉の調子がやっと回復傾向になり、発声が少し楽になりました。薬の量を少しずつ減らしつつ様子をみます。

 

◆8日目◆

喉の調子がかなり回復。かなり喋れるようになりました。しかし、咳はまだ少しでます。しつこい。

しかし喉の奥のイガイガはほぼなくなりました。完治まであとちょっと、と思うのですが・・。

 

◆9日目(今ココ)◆

ほぼ完治、と言いたいですが、咳がまだ少し残っています。